コッポラ通のためのファッショナブル・オペラのすすめ

ここ数日でいちばんホットだったニュースは、ソフィア・コッポラがイタリア・ローマ歌劇場のオペラ「ラ・トラヴィアータ(椿姫)」の監督をつとめたこと!

わたしがはじめてみたコッポラ作品はヴァージン・スーサイズではなくてマリー・アントワネットだから、その世界観がそのままオペラになったらどんなに素敵だろうって想像していたりもした。まさか現実になるなんて!

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しかも注目したいのは、衣装をヴァレンティノが手がけているということ。オペラの衣装って、確かにロマンチックではあるんだけど大抵は仰々しくて、とても「着てみたい」なんて思うことはほとんどない(髪型も、その時代のものでなんだか独特だったりするし・・・笑)。

でもこのオペラは写真を見る限りだと、コケティッシュながらもスタイリッシュなデザインのドレスが多くて、見ているだけでもうきうきしてきちゃう!

ヴァレンティノのカラヴァーニは、「マリー・アントワネット」の世界観に影響を受けて、この度ソフィアにオファーをしたとのこと。監督はソフィアだけれど、ヴァレンティノのお洋服があっての彼女の世界観、っていう「ファッションありきのオペラ」もなかなか珍しい。

基本的な情報しか手に入っていないので、とにかく早くパブリックビューイング上映をするか、DVDを出してほしい!と願ってやみません。

 

reference materials☞

・Sofia Coppola's La Traviata opera debut looks good but has little to say(The Guardian)

・ソフィア・コッポラのオペラ監督デビュー作「椿姫」衣装はヴァレンティノが担当(fashionsnap.com)

 

そんななか、わたしをさらに興奮させたのがジア・コッポラが手がけた、『VOGUE』とGUCCIのコラボレーション動画。ソフィアが手がけたのは王道乙女オペラでもあるロマン派の「椿姫」だけど、ジアはギリシャ神話っていう組み合わせもなんて絶妙なの!

オペラ・セリアってテーマも堅いしぜんぜんおしゃれじゃない、クラシック初心者の女の子にすすめるにはちょっと・・・なんて思っていたけれど、ジアとGUCCIの手にかかればあっというまにイノセントでミステリアスなガーリー・ムービーに。

『パロアルト・ストーリー』でもスコアを担当した、デヴ・ハインズの音楽も、アンニュイな異国情緒を際立たせてくれている。

キリスト教の結婚式とはまた違う、エキゾチックなウェディング・シーンもひと味違ったロマンチックさがあってすてき。

 

 


PART1 オルフェオとエウリディーチェが迎えるウエディング。

 

エウリディーチェ役をつとめるのは、ジェーン・バーキンの娘ルー・ドワイヨン。何から何まで全部わたしの好みのキャスティングで、テンションが上がりっぱなしです!

(でも、思えば以前ジアがつくったOPENING CEREMONYのプロモーション動画も、音楽やファッションがかなりツボだった。ジア×音楽、ジア×ファッション=わたしの好きなもの なのかもしれない)